真珠の品質

真珠の品質はその種類を問わず、一般的にサイズ、形、マキ、キズ、テリ、色で決まります。
サイズ・・・一般的に大粒の真珠に人気があるようです。しかし、真珠の種類によって標準的なサイズが異なりますので、希少性も考慮して判断するとよいでしょう。和珠(アコヤガイ)であれば10mmとなると大玉で希少価値も上がります。南洋真珠ともなると13mm以上のものほど値打ちが上がります。

形・・・通常はラウンド(まる)が高品質とされていますが、セミラウンド・セミバロック・バロック、ツインなど変形したものもあり、希少性から高く評価されることがあります。中にはその変形したものの形を生かしてアレンジした装飾品を造ることもあります。
巻き・・・核の表面に積み重ねられた真珠層の厚さをマキといいます。一般に養殖期間が長ければ厚くなり、耐久性、弾力性、美しさが増すといわれていますので、当然のごとくまきのいいものほど価値が上がります。
キズ・・・キズとは、真珠の表面の美しさを損なうものです。真珠袋を形成する際に異物が一緒に包まれてしまったりしたものはキズができてしまいます。キズの程度で真珠の価値が左右されます。キズがある部分だけカットしてしまい利用する場合もあります。
テリ・・・テリとは真珠の光沢をいいますが、単なる真珠表面の光の反射だけではなく、真珠内面からの光の作用も関係しています。マキが厚く表面が滑らかなものほど、美しい光沢がでます。
色・・・さまざまな色があり、一概にどの色が高品質であるとはいいきれません。一般的にはきれいなホワイトピンク系の価値があるとされてきました。年齢によっても若い人ほどピンク系を好むといわれますし、年齢が上がるにつれ、ブルー系やイエロー系を好むといわれます。最近ではイエロー系をゴールドと呼ぶようになり、好まれる風潮もあります。黒系の真珠は染めてあるものも存在します。「染め黒」なんて呼び方をします。和珠で黒々としたものは結構染めたものが多いので、天然の黒真珠が惜しい場合は気を付ける必要があります。

色

一番いい珠の事を「華珠」と呼びます。華珠は1年間に生産される真珠の5%位しかできないといわれていますので、品質の優れたものは希少価値が高いので値段もお高くなります。

真珠を見る際は直射日光のもとで見るとよくないといわれます。また蛍光灯の下でもあまりよくありません。一番いいのは、北側の窓に向かって自然光のもとで見ると真珠を見分けやすいといわれます。